ロナルドレーガンの艦載機、C2輸送機グレイハウンドが海上に墜落
米空母艦載機が墜落=乗員3人不明-日米共同演習中・沖ノ鳥島沖
時事ドットコム 2017/11/22
22日午後2時45分ごろ、東京都の沖ノ鳥島から北西約150キロの公海で、米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」搭載のC2輸送機が墜落した。米海軍第7艦隊などによると、輸送機には11人が搭乗し、うち8人は空母に救助され無事という。空母や海上自衛隊の護衛艦などが不明者の捜索にあたっている。
レーガンは10日から始まった海自護衛艦との共同演習に参加している。防衛省によると、乗員に自衛隊員が含まれるとの情報はない。事故原因について米側は、輸送機にエンジン不調の疑いがあると同省へ説明したという。
第7艦隊によると、事故機は米軍岩国基地(山口県)から人員や物資をレーガンまで運んでいた。通常の輸送飛行をしていたとしている。
岩国基地では、今年9月14日の朝、艦載機のC2が岩国基地に駐機しているのを確認されています。(どちらかが墜落?!)
いまだに行方がわからない方へ哀悼の意を表します。
今年7月に米南部ミシシッピ州で、空中給油輸送機KC130が墜落し、乗っていた16人全員が死亡する事故が起きています。
8月には普天間飛行場所属のMV22オスプレイがオーストラリア沖で墜落し、乗員23人が救助され、3人が死亡しました。
また同じく8月、ハワイのオアフ島沖で米陸軍の多目的ヘリUH60ブラックホークが墜落し、5人が死亡しています。
相次ぐ米軍機の事故はデーターにも現れており、沖縄タイムズの報道によると、米大手テレビ局フォックス・ニュースが25日
『2017年に米軍機が非戦闘地域で通常訓練中に起こした墜落事故は22件で、昨年同時期比で約38%増加した。』と報じているとのことです。
米軍の事故については、航空機だけでなく横須賀海軍施設を母港とする「ロナルド・レーガン」艦内に司令部を置く第七艦隊の事故も多発し、17名が死亡しています。
- 8月、イージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」がシンガポール沖でリベリア船籍のタンカーと衝突。乗組員5人が負傷、10人死亡。
- 6月、イージス駆逐艦「フィッツジェラルド」が伊豆半島沖合でコンテナ船と衝突事故を起こし、海軍兵7人が死亡。
- 5月、誘導ミサイル巡洋艦の「レイク・シャンプレイン」が9日、朝鮮半島付近の公海を航行中に、韓国の漁船と衝突。
- 1月、イージス巡洋艦アンティータムが横須賀市沖で座礁し、スクリューが損傷。同艦は1月31日、油が流出していることが確認されていた。