空母艦載機移駐に反対することを求める意見書を提出


件名

米海軍厚木基地に配備されている艦載機部隊の移駐に反対することを求める意見書の提出について

 

請願者

住民投票を力にする会 代表 松田一志

 

要旨

 6月23日岩国市議会本会議で、福田良彦岩国市長は「熟慮した結果、受け入れることとする」と述べ、2006年3月の住民投票で岩国市民が示した「艦載機部隊の移駐反対」と言う明確な意思に反する決断を行いました。

 しかも、福田良彦岩国市長は、この間の市長選挙で「艦載機部隊の移駐を容認する」との公約を掲げて市民の審判を仰いだことは一度もありません。

 多くの岩国市民は、空母艦載機の移駐によって米軍機が約120機に倍増し、米軍構成員が3800人も増えて1万に膨れ上がり、東アジア最大の米軍基地にされてしまうことへの不安を抱いています。このことは、福田良彦岩国市長も否定できません。

 さらに、こうした岩国市民の不安は、県民の中にも広がることは必至です。何故なら、すでに明らかにされているように、新たな訓練空域が日本海と太平洋に設定されており、米軍岩国基地を離陸した戦闘機はそうした訓練空域で激しい訓練を行うであろうし、新設の訓練空域と米軍岩国基地を結ぶ周辺での重大な影響も心配されるからです。

 以上のことから、下記の事項について、国に対して意見書を提出されるよう請願する。

 

米海軍厚木基地に配備されている艦載機部隊を米軍岩国基地に移駐させないこと。