米艦載機の厚木から岩国基地への移転が本格化


米艦載機14機が到着 移転本格化

毎日新聞

米空母ロナルド・レーガン艦載機部隊の主力にあたる戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットなど14機が28日、岩国基地(山口県岩国市)に到着した。防衛省中国四国防衛局(広島市)は、厚木基地(神奈川県)から岩国基地への空母艦載機移転の第2陣としている。厚木基地周辺で騒音被害の主な原因とされているジェット機の移転が本格化した。

 防衛局によると、第2陣として移転するのは、スーパーホーネット2部隊(24機)と電子戦機EA18Gグラウラー1部隊(6機)の計30機。このうち計14機が28日に飛来してくる見通し。

 先立ってスーパーホーネットなど11機が24、25日に飛来してきている。米軍は移転でなく、太平洋上の沖ノ鳥島沖で22日に発生した同空母艦載のC2輸送機の墜落事故を受けた措置としているが、この11機もこのまま配備される見通し。

 

移転してきた空母艦載機、グラウラー6(7)機、スーパーホーネット 20機の内訳  11月28日現在 

写真:PDFファイル提供 戸村良人「行動の写真集」より