F35Bステルス戦闘機 日本初!岩国基地配備


2017年1月18日午後5時ごろ、米海兵隊のF35Bステルス戦闘機2機が米軍岩国基地に到着しました。

19日に5機、26日に3機が相次いで到着し、米軍が1月配備を予定していた10機すべてが配備されたことが確認されました。

アメリカ本国以外では初の配備となります。

F35Bステルス戦闘機は、岩国基地配備のFA18戦闘攻撃機12機とAV8ハリアー攻撃機8機と交代機として、今月中に10機、8月に6機が配備される予定で、同基地は約130人増となる見込みです。

佐世保基地(長崎県)に今秋に配備される強襲揚陸艦「ワスプ」の艦載機としても運用されるほか、沖縄県でも飛行訓練を行うとしています。また、横田基地(東京)などにも飛来するとみられています。

F35Bをめぐっては16年10月、飛行訓練中に機体から出火する事故があり、米海軍は「クラスA」と呼ばれる重大事故に認定。

事故後、山口県と岩国市は受け入れ判断を留保しましたが、日本政府から「機体の構造上の問題はない」とする米側の事故調査結果や再発防止策の説明を受け、配備を容認しました。