姫野あつこ×山本太郎トークセッション


11月14日 参議院議員の山本太郎さんが岩国市長選候補 姫野敦子の応援に来岩し、トークセッションを行いました。

岩国市民会館小ホールは立ち見の出る盛況でした。 🙂

構成は1部 山本太郎氏トークライブ 

   2部 姫野敦子岩国市長候補×山本太郎氏のトークセッション

以下、2部(約1時間28分ごろから)の文字おこしです。(敬称略)

姫野 岩国の市長、市議会選挙の投票率は5%ずつ下がっています。
市長選挙は前々回76%が64%にどんと下がっています。
市議会議員選挙が68%、63%、昨年2014年10月の選挙で、なんと57.4%まで減ってます。という風にどんどん下がっている。この理由を考えると、やはり高齢化がすすみ、若い人の政治離れ。という中ですが、もう来年の7月からは18歳から選挙に行くという状況になっています。私がなぜここで市長選に立候補しようと思ったのかという時に、さっきも言われていましたけれど、まるで白紙委任のように好き勝手に「これから4年間が任された」と言って勢いづいて、このまま坂道を転がり落ちるようにというか、国におんぶにだっこのような政治が続くことが許せなかったんです。

18歳の子供たちが参議院の選挙にいきなり「投票に行きなさい」といっても、山本太郎さんに投票しようかなとか、そういったところで悩む。沢山の人がなかなか見えにくい。国会は遠くて分かりにくい。なのに自分たちの一番近くの市政運営をする。トップを選ぶ選挙。その1月にあった選挙を考えると、ああ、大人は選挙しない。行っていない。対立候補もない。っていうよりは、ちゃんと新聞やテレビを見て子供たちがそれなりの読んで考えて、「自分だったらこういう政策を考えてくれる政治家に投票したいな」ってその段取り、準備があって。心の中で、もし1月、「自分に選挙権があったならどっちに投票いくかな?」ということをちゃんと考えてほしいと思いました。

これからも投票率が下がっていく中には、若い人たちに期待したいものもあります。
フェイスブックとかツイッターとか、いろんなことを自分なりに調べたり、逆にその勢いに増して投票に誘うような、いろんな戦略もあるでしょう。

逆に高齢者にとっては、あぁ一月の17日から24日。一番寒いころですね。だいたい市長選挙とか市議会選挙っていうのは10月とか4月とか割と気候の良い時です。
お正月でやっと孫たちも里帰りを終え、帰って行って「ああ、くたびれた」炬燵でも入って、ミカンを向きながらハハハと正月番組の続きを見ていようという時に、選挙カーがゴ~と外を通っても誰も気が付かない。
「何を言いよったんか、サッパリ聞こえんかった」ということになりかねませんが。

やっぱり、一番寒い時の選挙でありながら、本当に岩国の代表を決める大事な選挙だということを、とにかく種まきをしたい。
皆さんの心がワクワク、ドキドキそして、ハラハラしていただきたいと、心から思っています。

だからこそ一生懸命に厳しく、私もたくさんの方に声をかけて立候補を是非とお願いしたのですが、「火中の栗を拾う者はおりません」と断られました。ですが、やっぱり私はどうしても選挙をやりたいんです。どんなに厳しくても。

私は東大も出ていません。いまも大学生ですけど、まだ特別な資格を持っているわけではないですけど、女性として庶民目線というところで、皆様と同じ気持ちでワクワク、ドキドキ、ハラハラしながらでも、この厳しい市政をしっかり考えるチャンスを与えていただきたい。
その思いで立ち上がっているということをまずお願いとご報告とさせて頂きたいと思います。

ちょっとあの話が、さっきまで聞いて、あのドキドキしながら思っていることで膨らみ過ぎていますので、上手くまとまらないんですけども。やはり皆さんにとって、どういう生活、暮らしになっていくかということが決まっていく大切な選挙だということについては、皆様ご理解頂いてますでしょうか?

 (拍手)
 山本  姫野さんは市議だったんですよね。
 姫野  はい。そうです。
 山本  これは3期やられたんですか?
 姫野  4期。(指を四本さしだす)
 山本  4期やられたんですか!!そういうことは、1期4年ですか?16年間。
 姫野  じゃないんですよ。合併があったので半年縮みまして15年半お世話になりました。
山本  15年半、この岩国というところの内部まで隅々までわかっているわけですから、これ結構な武器ですよね。
しかも市民目線で闘って来たわけですよね。議会の中で。
ということは、完全に権力側といいますか、一番最大勢力のところで、まあいい方は悪いですけど、胡坐を組んだ政治のやり方というか、自分達は安泰だっというところで政治をやられている方々とはアプローチが全然違うと思うんですよね。見ている場所が違うといいますか。
やはりオープニングのあいさつも手話を取り混ぜだったり、他にももともと現場として、看護の現場、お年寄りの方だったりとかと交流があるわけですから。
どうして政治の道という選択肢があったんですか?看護の現場にいらっしゃったのに。
 姫野  実は一番最初に。私は35の時に立候補して、ギリギリセーフをさせていただいて政治の道がはじまったんですけど。
実はその4年前にですね。別の教育事務所というところでコーディネーターして、旧町村を回って情報を集めて、色々な生涯学習の情報、ボランティアの活動をしていました。
その時に何度か議会の傍聴に行ったんですが、ほとんど共産党の議員さんがおられて、もう1人おられたかな。とにかく女性はいないうえに、男性ののほとんどが「ガ~」っと寝ているか。。。
 山本  国会と一緒ですよ。それは
 (会場爆笑)
 姫野  そうですか(笑)
 姫野  で、今一生懸命大事なことを質問したり答弁しているときに、こんなに議会ってこんな状況でいいのか?
ま、それがたまたま今回だけだろうと思って、何度か行ってみたんですが、状況は全く変わらず。
その時は、共産党の議員さんが一生懸命大切な道の事とか市政の事について課題をぶつけておられるのに、もうあの(額を手にしてうたたねのポーズ)本当になぎ倒したようにほとんどの方が寝ておられて、「これが議会なの?」とおもって。こんな議会変えたい!!と思ったのが最初です。
 山本  議会を傍聴しに行って、その様を見た時に、ちょっとイラッとするというが。ちょっとおかしいだろうこれは。という憤りを持ったということですね。せっかく発言できる場だし、意見を聞いておくことは非常に重要なんですけれど。
これだけは言っておきたいんですけど。
おそらく地方の議会も同じだと思いますけれど、国会のね。いろんな委員会の中で、みなさんお休みになっていますよ。
でも眠たくなる雰囲気なんですよ。
基本的に眠たくなる場所なんですけど、寝ちゃまずいですよね。うん、そうなんです。
別にフォローするわけじゃないですよ。だから寝ていいってわけじゃないですけど、基本的に眠た~い雰囲気になるんですよね。
でも、そこで寝ちゃうってまずいよな。話聞いてほしいよな。
僕の場合は、寝ささないような質問をすることが重要だと思っています。
「こいつ何言い出すんやろ」みたいな空気を作るっていう質問方法にしています。(笑)15年で、地方議会の場合は、入れる委員会っていうのはいくつかあるんですか?
 姫野  岩国の場合は4つあります。
教育民生、経済、少し変わって建設。それから総務の4つあります。
 山本  姫野さんは?
 姫野  だいたいは あ、一度だけ経済で。あとは教育民生というところで、教育とか福祉とか医療とか。そういったところで活動させていただきました。
 山本  なるほど。現在今までの経験を重ねてきて。現在、岩国の見える特徴的なことってありますか?
民生の現場だったりとか。教育の現場だったりとかといったところで。
姫野  一番は、全国的な問題だとは思いますが。高齢化と過疎と限界集落と。それから医療、福祉が国の影響を受けてどんどん厳しくなって、みんなにとって生き辛い暮らしにくい。

私たちも含め、払った年金はどうなっているのか。国は使い道をちゃんと説明してくれているのか?
ただただ金額が増えるから、なんとか削ること。さっき言われたようにオリンピック、それからODAとかバラマキバラマキ、いったい私たちのお金はどこに使われているのか?

腹立たしくなるくらい厳しい状況が、日を追い月を追いどんどん厳しくなっているのを感じます。

 山本  限界集落というのがあるんですか?この岩国には。
 姫野  ま、そういった近い状況の所にお住いの方々にとっては、そういった表現はあまり使わないでくれとおっしゃってますが。
先日聞いた話によりますと、8件あった家が3件になってしまった。一人暮らしのところと、ご夫婦と三件しかなくなってしまった。もう自分たちが居なくなったら、子供や孫はまず帰ってこない。このままじゃ素晴しい村だった所が絶えてしまう。ということを心配されるくらい高齢化が進んでいます。
 山本  そういった地域というのは、よそから移住してくる人たちを歓迎するんですかね。マッチングとかというのは?
 姫野  はい。移住応援団といって、Iターン、Uターン、Tターンを勧めるというのはあるんですけれども、なかなか空家探しで「是非、住んでください」というご案内はありますけれども、情報も少ないし。
それから、素晴しいといってもおかしいですね。精力的にやっている自治体においては、もっと家の改修を含め、大島とかいろんなところでは良い取り組みで空家をどんどん活用する。帰ってきやすい使いやすいということをコーディネートして、地域で暮らすということをずっとプッシュして頑張ってます。でも岩国では、地方もそうですけど。市内の空家についても、まったく個人個人が家主さんと相談すればいいことだからとか。貸す方も仏壇が置いてあるところがあるから他人には貸したくないな~とか。そういった感覚的なところで、立派ないいお家があってもそのまま年月が経って崩れるのを待つしかない。
本当に都会でなかなか暮らして生き辛さを感じている人たちが、帰って来て、今みたいにわいWiFi環境だとか、いろいろネットを使って商売が出来たり。新たな起業ができるチャンスもあるのに。そういった住むところ、環境の良さ。地域の中で暮らすっていうチャンスを段取りするってことに市はなかなか力を入れていないということは残念に思っています。
 山本  なるほど。やはりどこの地域でもですけど高齢化っていうのが進んでいて。

でも地方で暮らしてみたいって人たちも意外といらっしるんですよね。僕たちが交流している若者たちはそういったサイクルを作りたいと。食べ物を自分たちで作りながらといった場所を探している。

でもなかなか難しいって話を聞くんで、是非岩国で市長になられたらですね。そこらへんも是非手を付けていただきたいとお願いに来たんでけれども今日は(笑)

 姫野  有害鳥類って、本当に今は里山が荒廃してきてしまって熊や猿やイノシシが駆け回って、せっかく美味しい野菜を作ってもほとんど鳥獣のエサになってしまって「もうこんなにやられるんだったら作りたくない」っていうのもあって。そこに保護の電気柵をつくって、感電の事故がありましたけど・・・
出来るだけそういったものを荒らされずに共存をしながら、荒廃を断って、暮らしている里山をちゃんと手入れしていけば、作物も守られていきますし。キャンプを含めた山に入った人たちが美味しいものをその辺に捨てていくと、野山のグルメというか美味しいものを覚えた生き物が増えてしまいますので、そういったこともちゃんと棲み分けもし、手当もしながら。自分の食べる物くらいは、ちゃんと安心して食べれるものをこちらで作って、またそこの地域の人とおすそ分けをしたり、昔ながらの良さというものを岩国で感じていただけるようなね。そういう暮らしを支援できるように頑張りたいなと思っています。
 山本  ありがとうございます。

話はかわりますが、色々な患者さんと接してこられたと思うんですが、今、市政というところに身を置いて、そこから見える岩国に必要な高齢者の方々へのサービスといったものは何かありますか。ここが足りないという部分。

 姫野  今は地域包括センターとか、サービスも介護保険によってかなり縛りがありますけれども。
私自身は、『集い』は障害を持った人、子供たちお年寄りが。ただお年寄りがデイサービスに行って帰るだけ、週に何回かお出かけのチャンス。「送迎付きだからまあ行こうか」というのではなく、日頃から地域の方たちと触れ合ったり、お茶を飲んだり、「今日も楽しかったね」って子供たちもさびしい人が多いですしね。それからお母さん方も忙しい、どんどん収入もお仕事も不安定ですから、是非そういう高齢者の方が、ちょっと車イスを押してもらったらお散歩を気持ちよくできる。で、どこかに集える場所があったら一緒に「美味しいね」といってコーヒーを飲んだり、今日はみんなでカボチャのパイを焼いてみようとかですね。そういうお楽しみがあるような地域づくり。そういう実費でわずかなお金ですけど、元気な私たちも住みよい岩国を作っていきましょうという核となる場所づくりをもっと進めて行けたらと思います。

でまた、介護を受ける人たちが、こころを「今からサービスが減っていくからどうしようか」とか「私はもう仕事を止めて、親を看るために都会から帰ってこなければいけない」とか、そういった追い込まれるのではなくて、本当に多様な暮らし方が出来るように、支え合えるような地域づくり。
岩国で、たとえば徘徊をする人とか、困っているときに声を上げにくいのではなくて、最終的に警察に言っていくだけでなく、地域の人たちがメールを受け取って「あ、私も探すわよ」そういったことが、プライバシーの問題もあるけれど皆さんで、地域で本当に安心して暮らせるように、そういう様々なことを皆様と共に知恵を出し合って、「私の親がどっかいってしもうてわからんようになったらどうしよう」って一人で抱えて悩むのではなく、皆さんといい方向、岩国らしい方法を見つけたり増やしたり。そういったことを自分の仕事の経験からもっと増やしていけたらなと思います。

 山本  ありがとうございます。

今お言葉の中にあったね、『皆さんでお互いに知恵を出し合って』って、僕は一番素晴らしいことだと思うんですよ。
「まあ適当にこういうこと言うとったら喜ぶやろな」という言葉を並べて、『釣り』っていっぱいあるじゃないですか。政治の中で。TPP断固反対って言いながら掌返しみたいな話ですよね。これね。
「ま、忘れるから大丈夫や」「まあ反対いうとこう」みたいな。話やと思うんですよこれ。
そうではなく、お互いに知恵を出し合ってというこの部分が僕は一番重要だと思っていて。

これはもちろん、市長になってお仕事をされた後も重要だと思うんですが、この選挙というものに向けて、今何が必要なのかということを皆さんもアイデアを出していくということによって、最高のマニフェストといいますか。
「もっとここに力を入れてもらおう」「これはもっとみんな喜ぶよ」とか「これ必要としているよ」とか。声としていろいろ集めて行って最高の物にしていくって。これ、すごくいいことだと思うんですよね。
時間的にそういうものが出来上がるかどうかというと・・・まだ二か月くらいあるのか。
まだありますよね。

 姫野  (うなずく)
 山本  あります。

ということをミーティングの中でこれからやっていけたら、やっぱり立候補者とコミュニケーションするってあまりないですもん。
立候補者だったりとか、政治家だとか、自分の声が届いている気があまりしないといいますか。
だからこう、皆さんからも「こういうの言うてよ」「こういうのいいん違う?」とかこ「れ結構みんな心配してるよとか」とかっていうアイデアっというのをどんどん。だって皆さんの声を聴いてくださる政治家だし、そしてそれを実現しようとしてくださる政治家だろうから。そういうやり取りってすごく必要だと思うんですよね、これから。
もう、すでにやってらっしゃると思いますけどね。
ね。遠慮なくみんな良いそうじゃないですか(笑)
「姫野さんどうなってんの」ってありそうですものね。

話は戻りますけれど、、看護師をやられていて、いろんな地域にお話を聞きに行ったりしていきながら政治家になっていくって言いますか、政治に対して興味を持っていて、そうして議会の中で居眠りをしているおじさんたちを見ていて気持ちが固まったと。言うような感じなんですかね。
まさか自分が政治をやるって思っていませんでした。それとも、ちょっとくらい政治に関わってみたいなというような事はありました?昔から。

 姫野  この言い方がふさわしいかどうかわからないんですけど。
自分が政治家と思ってないんですよ、実は。本当の生活の中の当たり前のことを。皆さんの中で働く仕事だと思っているので、政治家が特別な仕事だという意識ではなくて、皆さんの生きているこの市のルールを決める事を市民目線で一生懸命考える、そういうプロフェッショナルだということで、政治家を目指すぞというようなスタンスではないんですけども。
でも結局は回りまわって、自分に何が返ってくるか。皆さんに返ってくるかっていうことについて、しっかり考えさせていただくチャンスをいただく仕事ということで。
バッチも日頃ほとんどつけませんでしたし、それから皆さんの中で「わしは議員だぞ」というのもなかったですし、ほんとうにいろんな話を頂いて、それを議会の中で一生懸命に、皆さんがこう言っていた。私はこう考えるというのをぶつけられる。その仕事を担うくらいの感じですね。だから、看護師としての経験ももっと言わせていただけたら、「これは非現実的ですよね」とか、「もうちょっとこういうことについては市も考えてくださいよ。みんな不便だといっていますよ」とかそういった感じでやってきたんですが。
 山本  なるほど。

でもこれ凄い重要なことですよね。
だいたい偉そうですよ、みんな。永田町の方では。
エレベーターに乗る時とか、気つかいますもん、僕。全方位に挨拶していますよ、僕。
お疲れ様です。お疲れ様です。お疲れ様です。ってね。
質問の時には相手側に嫌な思いさせることがあるので、それ以外では恨まれたくないですよね。出来ればね、上手い環境を作っていかなければならないので、爽やかに。委員会以外では、もう「お疲れ様です!!」って感じにしています。
それくらいみなさん「おうっ」って感じで。何がいったいこの人偉いのかな?ってさっぱりわからないんですよね。
あの、僕よく『国会の品位』って言葉をよく言われるんですけど。品位のある人あんまり見たことないな、と思うんですよね。まあ、一部いらっしゃいますけど。
でも、なにかこう自分が特別な存在になってしまったんだと、なったんだという、でも何の根拠もないんですよね。そうもそうです。税金で食べさせてもらって何が偉いんだって話ですよね。
皆さんの代理人として期間限定で選ばれただけで、その政治家とはどうあるべきなのかといいますと。皆さんと議会をつないで、それを実行していくって極々シンプルな考え方をずっと持たれていて、しっかりとやってこられたんですね。
なってほしいですよね。こういう方に市長に。

 (拍手)
 姫野  ただ、これからは皆さんの人生をどうしていくかっていう大変な重責を担う今回の挑戦となってきたので、今までのように多くの中の一人ではなくて、本当に市全体の責任を持たなくてはいけない。

皆様に本当にご迷惑かけてはいけないし、それから大変な力がかかってくるであろう。
前市長の井原さんの時代から、私は今の福田市長の市政をずっと議会を通じて見続けてきました。国もココまでやるんだと思って、本当につらい時間もたくさん過ごしました。
また、やっぱり正論を言う人が議会にも居なきゃいけないし。それから地方自治にも、真っ当なことを言って、ちゃんと皆さんの痛みそして思いをぶつけて、私が国の法律を丸ごと変えることは出来ないと思うんですが、みなさまの想いを伝えることのできるトップにはなれるんではないかと思います。

 (拍手!!)
山本   本当に。皆さんの中の良心がそのまま具現化したような方ですね。ひとりひとりの良心が具現化したような方だなって。こういう方に本当にリーダーになって頂けたら、本当に優しい街づくりが出来ていくんだろうなと。

そしてもちろん、歴史的にも(米軍)基地というものとの付き合いが長い訳ですけども。
これを市長になったらすぐ無くなるっていう、そんなことは無理な話で。というのは百も承知だと。
けれども、これをもっと広げることによって、東アジア一の基地になってしまったりとか、ということをこれから推し進めていく理由っていうものは何もないですからね。
基地と共に暮らしてきたというのは、この町の歴史だけども、それを必要以上に広げていくことによって、皆さんの生活がどんどん変わっていくということは、なんとしても避けなければいけないし、でそれを実現していくと。
だって、国相手に喧嘩するってことですからね。
ね。そうですねって、今顔が引き締まりましたけども。
それって結構怖いことですよ。
でも、それを支えるのは岩国の皆さんだと。なんかすごく僕一人でテンションあがってきましたけどね。
静かにテンション僕上がってますけど、みなさん大丈夫ですか。
来年の一月後半ですよね。24日ですよね。
そこをピークに合わせて行けるように。なんとしても、「今のままじゃダメなんだ」と。そして、「これ以上の酷い状況は作り上げるな」という声が、この岩国にこれだけあるんだということを。皆さんの力で示していただきたい。
そして、僕にできることは協力していきたいです。ただし、山本太郎が応援に入ると票が減る場合がありますね。これ。だから使い方気を付けてください。小さな集会だとかだったらいいかもしれないですけども、表でやったとたんに、あ~ってだれか言いましたね今。「あ~、そうか」って

 (爆笑!!)
 山本  思わず漏れてしまったようですけど、馬鹿とハサミは使いようってことで。
岩国でもお使いいただけたらと思います。
本当は今日は皆さんと一緒にこのような時間を過ごせたことを本当にありがとうございます。

山本太郎プロフィール(公式ホームページより)

1974年11月24日生まれ (40歳)  兵庫県宝塚市生まれ。

■俳優・参議院議員

1990年高校1年生時に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の「ダンス甲子園」に出場し、芸能界入り。1991年、映画『代打教師 秋葉、真剣です!』で俳優デビュー。その後、テレビドラマ『ふたりっ子』(1996年)、『新選組!』(2004年)。映画『バトルロワイアル』(2000年)、『GO』(2001年)など数々のヒットドラマ、映画に出演。また、俳優の仕事以外に『世界ウルルン滞在記』などで、肉体を使った体当たりレポートでも人気を博す。

『光の雨』、『GO』で2001年度日本映画批評家大賞助演男優賞を、『MOONCHILD』、『ゲロッパ』、『精霊流し』で2003年度ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。

最も新しい活動としては、舞台『美輪明宏版椿姫』、主演映画『EDEN』公開など(2012年)。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の後、4月より反原発活動を開始。2013年7月、参議院議員選挙に東京選挙区より出馬、666,684票(11.8%)を得て当選。2014年12月 政党 「生活の党と山本太郎となかまたち」 に合流した。